活動報告

第5回 城西緩和ケア講演会「〜明日から役立つ緩和医療!!〜」を開催しました。

日時 2014年11月22日(土)18:00〜20:00

場所 東医健保会館大ホール(新宿区南元町4番地 03−3353−4311)


特別講演 冨安 志郎 先生(医療法人光仁会西田病院麻酔科 医長)

がん患者にみられる痛みについて基礎から分かりやすく説明がありました。そして治療介入が必要な痛みに対してどのように評価し、薬剤の使用方法についてお話をいただきました。最後に症例を提示しながらRapid Onset Opioid (ROO) 製剤である「フェンタニル口腔粘膜吸収剤」についてのお話をいただき、ROO製剤を使用していない御施設の参加者の方々でも、ROO製剤について理解が深まった内容となりました。


パネルディスカッション
加藤 あゆみ 先生(日本医科大学病院 薬剤部)
服部 雅美 先生(東京女子医科大学病院 看護師)

加藤あゆみ先生からは薬剤部の立場から、服部雅美先生からは看護師の立場から、それぞれROO薬剤を院内で安全に運用するための取り組みについて詳細にお話をいただきました。

そのあとは、アンサーパットを使用して、参加者の方々にROO製剤などについての質問に回答をいただきながら、冨安先生も交えて活発な討議を行いました。実際に使用している演者の先生方からは、成功事例だけでなく、失敗辞令もお話もいただき、直ぐにでも業務に生かせるパネルディスカッションとなりました。


左より、橋口さおり先生・加藤あゆみ先生・冨安志郎先生・服部雅美先生・金子健先生

今回の講演会を通してROO製剤の適正使用が推進され、少しでもがん患者さんが痛みから解放されれば幸いです。

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